月: 2021年1月

「優良職業奉仕賞」贈呈

国際ロータリー(RI)は1月を「職業奉仕月間」と定めています。当クラブ「職業奉仕委員会」(秋山高広委員長)では毎年1月、職業を通じて地域社会に多大な貢献をされている方々を表彰する活動を続けています。本年は、コロナ禍の厳しい状況の中、昼夜を問わず市民のいのちを守り続ける行橋市消防本部の救急隊の皆さんに「優良職業奉仕賞」を贈呈することが決定いたしました。

2021年1月27日、行橋市消防署において表彰式が執り行われました。「第一小隊第一救急分隊」の出口綾人分隊長、「第一小隊第二救急分隊」の花岡洋平分隊長に、当クラブ内田克彦会長から表彰状が手渡されました。また、副賞として感染防止資機材一式の目録を髙橋一文消防長に贈呈させていただきました。

内田会長は「毎日10件近くの出動は目の回る忙しさかと思われます。新型コロナウイルスの感染者が急増する中、感染リスクを背負いながら対応に当たる隊員の皆様方の心身にわたる御苦労は如何ばかりかと推察いたします。」とあいさつ。

出口分隊長からは「地震や豪雨の被災地でとても悲惨な光景を見ました。災害時は私たちの「公助」だけではとても人手は足りません。「自助」と「共助」が不可欠です。ロータリークラブの皆さんには、地域のリーダーとして「共助」の中心的役割を担っていただけると、「公助」を担う私たちにとって、これほど心強いことはありません」と謝辞。

花岡分隊長からは「感染防止衣、N-95マスク、手袋、ゴーグルの装着、傷病者を搬送し、帰署して救急車内のオゾン殺菌、新型コロナ感染症確定傷病者の搬送の際は、説明と同意を得て不安を取り除いたうえで、陰圧式患者搬送用器具にて搬送を行っています。市民の安全・安心を提供できるよう努力していきたい」と謝辞がありました。