アフリカで野生株のポリオが根絶されたと、アフリカ地域認定委員会(ARCC)が25日、宣言しました。残るは南アジアの2国のみ。
ポリオ(急性灰白髄炎)は非常に感染性の高い病気であり、特に感染しやすいのは5歳未満の子どもです。日本では一般に「小児まひ」と呼ばれることもあります。
ポリオウイルスは人から人へ感染し、最も多いのは汚染水を通じた感染です。神経系を侵すこともあり、これによって身体のまひを引き起こす可能性があります。治療法はありませんが、安全なワクチンで予防が可能です。
ロータリーとそのパートナー団体は、これまで世界中25億人以上の子どもにワクチンを投与する活動を行ってきました。