投稿者: y.m.rotary

第16回「ロータリー周防灘カップ中学校野球大会」開催

当クラブが毎年主催(後援:毎日新聞社)する「ロータリー周防灘カップ中学校野球大会」が開催されました。
第16回を数える本年は、コロナ対策のため全体で集合しての開会式・入場行進は行わず、会場も分散して無観客にて実施されました。
3月13日・14日、京築地区を中心に各方面より16チームが参加して熱戦を繰り広げました。
27日は決勝トーナメント。行橋市の仲津中学校で優勝決定戦が行われました。行橋市の中京中学校が優勝。準優勝は苅田町の苅田中学校でした。
閉会式では竹本一美副会長より賞状と優勝旗、優勝カップが手渡されました。
昨年は残念ながらコロナ禍のため中止せざるを得ませんでしたが、今年は頑張ってプレイする皆さんに、改めてエネルギーをいただきました。

「優良職業奉仕賞」贈呈

国際ロータリー(RI)は1月を「職業奉仕月間」と定めています。当クラブ「職業奉仕委員会」(秋山高広委員長)では毎年1月、職業を通じて地域社会に多大な貢献をされている方々を表彰する活動を続けています。本年は、コロナ禍の厳しい状況の中、昼夜を問わず市民のいのちを守り続ける行橋市消防本部の救急隊の皆さんに「優良職業奉仕賞」を贈呈することが決定いたしました。

2021年1月27日、行橋市消防署において表彰式が執り行われました。「第一小隊第一救急分隊」の出口綾人分隊長、「第一小隊第二救急分隊」の花岡洋平分隊長に、当クラブ内田克彦会長から表彰状が手渡されました。また、副賞として感染防止資機材一式の目録を髙橋一文消防長に贈呈させていただきました。

内田会長は「毎日10件近くの出動は目の回る忙しさかと思われます。新型コロナウイルスの感染者が急増する中、感染リスクを背負いながら対応に当たる隊員の皆様方の心身にわたる御苦労は如何ばかりかと推察いたします。」とあいさつ。

出口分隊長からは「地震や豪雨の被災地でとても悲惨な光景を見ました。災害時は私たちの「公助」だけではとても人手は足りません。「自助」と「共助」が不可欠です。ロータリークラブの皆さんには、地域のリーダーとして「共助」の中心的役割を担っていただけると、「公助」を担う私たちにとって、これほど心強いことはありません」と謝辞。

花岡分隊長からは「感染防止衣、N-95マスク、手袋、ゴーグルの装着、傷病者を搬送し、帰署して救急車内のオゾン殺菌、新型コロナ感染症確定傷病者の搬送の際は、説明と同意を得て不安を取り除いたうえで、陰圧式患者搬送用器具にて搬送を行っています。市民の安全・安心を提供できるよう努力していきたい」と謝辞がありました。

ロータリー周防灘野球教室 開催

2020年12月27日、行橋市総合公園多目的グラウンドにて「ロータリー周防灘野球教室」が開催されました。当クラブが毎年主催する「ロータリー周防灘カップ中学校野球大会」は、本年15回目を迎えるはずでしたが、コロナ禍のため中止に。目標を失った子どもたちがやる気を取り戻して輝ける場を提供するため、内川聖一選手、奥村政稔選手(ソフトバンクホークス投手)、細山田武史選手(元ソフトバンクホークス捕手)を招いて「日本のロータリー100周年」を記念するクラブ行事として開催いたしました。

受講者は上記野球大会参加者より選抜して、およそ110名が参加。検温・手指消毒・マスク着用と、できる限りのコロナ対策の上に実施されました。心配された天候は、終わり際のわずかな降雨だけで、問題なく終了することができました。最初は緊張のあまりなかなか声の出ない子どもたちでしたが、選手たちの指導の熱が伝わり、勢いのある歓声も生き生きと、にぎやかな教室となりました。

内川選手は、「皆さんを応援する方がそろえてくれた道具を手入れして大事にしてください。技術だけでなくあいさつなども大事です」と総評。受講した生徒からはお礼の言葉が述べられ、クラブからは選手のサイン入りの受講証が渡されました。

優良青少年表彰

当クラブ青少年育成委員会(委員長:浅倉隆浩)では青少年の健全な育成を支援する活動として、地域で活躍する青少年を表彰する事業を続けております。本年度は以下の3名に表彰状を贈呈。本日表彰式が執行され、内田克彦会長より表彰状が手渡されました。

●出口舞音(まいね)さん(福岡県立育徳館高校)
「第35回福岡県高等学校総合文化祭囲碁部門大会」(2020年10月4日福岡市)
女子個人戦2位 九州大会出場決定

●出口稜真(りょうま)さん(福岡県立育徳館中学)
「第68回祐徳本因坊戦」(2019年6月9日佐賀祐徳稲荷)
中学生の部優勝

●小島覇央(はお)さん(行橋市泉中学校)
「第13回JKJO全国ジュニア空手道選手権大会」(2019年11月4日東京)
中学2・3年57キロ以上の部ベスト8

表彰後、それぞれに今後の努力精進の目標が表明されました。地域の誇りとしてますますのご活躍を願っています。

小島さんは空手のパフォーマンスを見せてくれました。

「職業奉仕」卓話

ロータリークラブは、近隣地域で「グループ」に所属し、そのグループがまとまって「地区」に所属しています。当クラブは「国際ロータリー第2700地区」の「第1グループ」所属です。2700地区は福岡県全体と、長崎県壱岐対馬・佐賀県鳥栖と三養基郡が対象エリア。7グループ61のクラブで構成されています。地区にも多くの委員会があり、当クラブからも地区委員を輩出しています。本日の例会では、「地区職業奉仕委員会」委員の、当クラブ所属工藤茂美ロータリアンの卓話がありました。

工藤委員からは、ロータリーの「職業奉仕」の概念が紹介されました。


1905年頃のシカゴの町は著しい社会経済の発展の陰で職業道徳の欠如が目につき、青年弁護士のポールハリスは友人3人と安心して付き合える仲間を得るために、ロータリークラブを作りました。親睦と会員同士の事業の発展を目的とした「互恵取引」のエゴイズムでロータリーは旅立ったのです。このような企業経営は一時的に多くの利益をもたらしましたが、閉鎖的な物質互恵主義は世間からも、またロータリー内部からも批判の声が起こってきました。

そのような中、アーサー.F.シェルドン、続いてベンジャミン.フランクリン.コリンズがクラブに入会して「職業奉仕」の概念を提唱。ロータリークラブの標語(モットー)が採択され、それは第 1 標語「Service above Self=超我の奉仕」第 2 標語「He profits most who serves best=もっともよく奉仕するもの、最も多く報いられる」として、現在まで受け継がれています。

今までの利己的な経営手法ではなく、顧客満足を第一に掲げ、自分の事業は関係を持つすべてのおかげと感謝し、その利益をシェアする心で事業を営む。そうすれば必ず最高の利益を得られる。つまり顧客の満足度を優先しつつ、事業を通じて他人に奉仕する考えで事業すれば、継続的に発展が考えられると。


「事業者は適正な利潤を追求し、販売者・仕入業者・購入者・すべてが喜び満足するように、商品力・技術力・人間性・事業スキルをつけるべきです。現在でも廃れず生き続ける手法に感動する自分があり、まさに成功経営の教本だと思います」と工藤委員。

卓話では「人を幸せにする経営」と題したビデオが紹介されました。「日本理化学工業株式会社」の大山康弘会長のインタビューで、この会社の従業員は全体の70%以上が知的障がいを持っています。「働く喜びを通して事業が人を幸せにする」という経営理念が具現化された会社です。「人に幸せをかなえられるのは企業だ」という言葉に大いに心動かされました。

米山奨学生アハメドさん卓話

本日の例会では、当クラブがお世話をしている米山奨学生アハメド・ソアドさんによる卓話がありました。カイロ大学を経て北九州市立大学の博士課程に在籍されています。自己紹介とエジプトの文化や大学での研究のことなどを上手な日本語で紹介して下さいました。

ロータリー米山記念奨学会は、将来母国と日本との懸け橋となって国際社会で活躍する優秀な留学生を奨学することを目的としています。

ロータリー米山奨学生は、ロータリークラブを通して日本の文化、習慣などに触れ、社会参加と社会貢献の意識を育て、将来ロータリーの理想とする国際平和の創造と維持に貢献する人となることが期待されます。

年間の奨学生採用数は860人(枠)、事業費は14億4千万円(2018-19年度決算)と、国内では民間最大の国際奨学事業となっています。これまでに支援してきた奨学生数は、累計で21,023人(2019年7月現在)。その出身国は、世界129の国と地域に及びます。

障害児就労支援事業

本日の例会において社会奉仕委員会・地域発展小委員会招へいによる外部講師の卓話がありました。

講師は池田幸恵さん。公認心理士・キャリアコンサルタントをされていて、福岡県スクールカウンセラー・ストレスチェック実施者として活躍されています。卓話テーマは「軽度知的障害児の就労支援」。

当クラブ社会奉仕委員会は数年来「福岡県立築城特別支援学校」への交流支援事業を続けてますが、今年度は「障害者雇用」の推進を目指し、職業興味検査や職業適性検査のサポートに取り組むこととなっています。

講師のお話では、身体障害者の雇用は進んでいるが、知的障害者・発達障害者の雇用は進みにくいとのこと。採用企業の配慮として、曖昧な表現は避け、わかりやすく具体的に伝えたり、ほめて自信がつくような工夫をするなど、経営者には重要なポイントが示されました。

10月14日に講師のご指導のもと「職業レディネス・テスト」という職業志向性・基礎的指向性を測定する検査のサポートを当会が行います。コロナ禍で多くの会員が行くことはできませんが、内田会長・田渕社会奉仕委員会理事・上野地域発展委員長の3名が参加し、生徒と一緒に答えを導く声かけや、マークシート記載補助などを行う予定です。

草刈り移動例会

去る9月5日(土)午前7時より、当クラブ移動例会として、福岡県みやこ町大熊の「くまわりファーム」にあるビオトープにおいて、14名の会員が参加し除草作業を行った。

ビオトープとは「一定の組み合わせの種によって構成される生物群集」という生物学の用語で、ここではゲンゴロウやイモリなど主に水棲生物の生態を観察することができる。当クラブは毎年「福岡県立築城特別支援学校」の子どもたちを招いて「里山プロジェクト・自然観察会」を催している。自然や生き物に対する興味・関心を高めてもらい、命の尊さを感じてもらおうというものだ。

昨年の「自然観察会」の様子(みやこ町フェイスブックより

残念ながら本年はコロナ禍のため観察会は中止となったが、竹下元氣環境保全委員長は「来年再来年と続くであろうクラブの観察会と、ビオトープそのものの状態保全に繋がる活動として今回の草刈りの例会を実行させていただいた。社会奉仕のみならず青少年育成にも寄与出来るよう頑張りたい」とあいさつ。参加会員で手分けして除草作業を行った。

曇り空で風もなく、雨も除草後パラパラ降った程度で作業に適した天候であった。来年こそ再びここで子どもたちの笑顔と歓声に触れることができるよう願うばかりだ。

アフリカの野生株ポリオ根絶 | End Polio

アフリカで野生株のポリオが根絶されたと、アフリカ地域認定委員会(ARCC)が25日、宣言しました。残るは南アジアの2国のみ。

ポリオ(急性灰白髄炎)は非常に感染性の高い病気であり、特に感染しやすいのは5歳未満の子どもです。日本では一般に「小児まひ」と呼ばれることもあります。

ポリオウイルスは人から人へ感染し、最も多いのは汚染水を通じた感染です。神経系を侵すこともあり、これによって身体のまひを引き起こす可能性があります。治療法はありませんが、安全なワクチンで予防が可能です。

ロータリーとそのパートナー団体は、これまで世界中25億人以上の子どもにワクチンを投与する活動を行ってきました。

情報源: アフリカ地域の野生型ポリオウイルス根絶が宣言される | End Polio

マイロータリー登録

「マイロータリー」は国際ロータリーが運営する会員向けポータルサイトです。ロータリー会員がアカウントを取得すると、ロータリー活動に必要な情報やデータを随時得ることができる大変便利なシステムです。

そこで、マイロータリーアカウント取得マニュアルを作ってみました。思っているほど難しいことではありません。少し時間を作っていただいて、これを見ながら登録をしてみませんか?

新たな情報に触れることは、活動の深さと広がりの力になることと思います。
マニュアルはこちら↓です。
https://ym-rotary.club/myrotary/

(広報IT委員長)